身も心もととのう、極上サウナ 神と呼ばれる熱波師 スペシャルインタビュー 渡会 広志(わたらい ひろし) 熱波師、「エレガント渡会」の名で全国に知られる。由来はエレガントな美しい所作からで、熱波界の神の異名を持つ。フィンランド政府観光局が選出したフィンランドサウナアンバサダー サウナーなら1度はその熱波を浴びてみたいと憧れる存在ですが、ブレイクするきっかけは? 2016年、「マツコ&有吉の怒り新党」(現・かりそめ天国 テレビ朝日系)に出演したのがきっかけです。サウナ王がすすめる「新3大・こだわりがハンパないロウリュ」という企画でした。そのころはまだエレガント渡会としてではなく、「エレガントすぎるロウリュ」が特徴の熱波師として紹介されました。 では「エレガント渡会」になられたのはいつですか? TV出演の後、札幌在住のプロサウナーでたくさんのサウナをプロデュースしている「ととのえ親方」が、「エレガントな渡会」じゃなく、“な”を削って「エレガント渡会」にしちゃいなよと、いってくださいました。サウナ王と、ととのえ親方のおふたりから命名された名前といっていいでしょう。 サウナシュランが主宰する「サウナーオブザイヤー2018」を受賞されてますね サウナで汗をかくだけに留まらず、サウナのために汗をかき、啓蒙活動に貢献した11人のなかの1人として表彰されました。同時に全国にある約5,000のサウナ施設の上位11位までを発表する「サウナシュラン2018」に、ニコーリフレも選ばれました。11月11日がサウナの記念日「ととのえの日」で、11という数字がキーワードになっているんです。 そして、一気に全国にその名を轟かせることになったドラマ出演がありましたね そうですね、ドラマ「サ道」に出演させていただいたのは、2019年です。突然TV局からオファーがあったのを今でも覚えています。原作は漫画ですが、キャストモデルとしてではなく、実物としてシナリオを描いてもらいました。ロケは関東で行いました。貴重な経験となりました。 空前のサウナブームが巻き起こったのは、そのころですか サウナブームが始まったのは2018〜2019年ごろでしょうか。イベントで全国を飛びまわっていました。国内トップクラスの施設といっていい「かるまる池袋」にも呼ばれ、「1・2・サウナー!」しました(笑)。勢いはさらに加熱し、爆発的に飛躍する兆しがありましたね。そんななかでのコロナまん延です。客足はいったん遠のいてしまいました。宿泊がダメになったのが原因です。 コロナは業界を暗い谷底へと突き落とした? 必ずしもそうとはいえません。老朽化も重なり閉店を余儀なくされた施設もありますが、新しいスタイルの個室型サウナが増えたり、既存の施設はサウナストーブを入れ替えるなどリニューアルを図りました。ホテルはサウナを新設することにより、新たなニーズをつかみました。実はコロナ禍でもサウナだけの利用はゆるやかに伸びていたんです。 新しいサウナへの変革は必要ですか? 変化することはとても重要なポイントです。年々、ストーブの性能は向上し、さまざまな種類のサウナも出てきています。1番増えているのはオートロウリュと呼ばれるもので、人の手を使わず、自動で水を落とし、熱を徐々に上げながら、サウナーを楽しませます。品質はこれからもより高くなり、次のステージへと進んでいくでしょう。サウナブームがピークを迎えるのはまだまだこの先かもしれませんね。 最後に、サウナはお好きですか? 大好きです。プライベートでもよくサウナを利用しています。たまにサウナーから「あっ! ですよね」って顔バレすることがあるんですが、じっくりみられると場所が場所だけにとにかく気まずい(笑)、ゆっくりリラックスできないのがつらいところです(笑)。
身も心もととのう、極上サウナ 神と呼ばれる熱波師 スペシャルインタビュー 渡会 広志(わたらい ひろし) 熱波師、「エレガント渡会」の名で全国に知られる。由来はエレガントな美しい所作からで、熱波界の神の異名を持つ。フィンランド政府観光局が選出したフィンランドサウナアンバサダー サウナーなら1度はその熱波を浴びてみたいと憧れる存在ですが、ブレイクするきっかけは? 2016年、「マツコ&有吉の怒り新党」(現・かりそめ天国 テレビ朝日系)に出演したのがきっかけです。サウナ王がすすめる「新3大・こだわりがハンパないロウリュ」という企画でした。そのころはまだエレガント渡会としてではなく、「エレガントすぎるロウリュ」が特徴の熱波師として紹介されました。 では「エレガント渡会」になられたのはいつですか? TV出演の後、札幌在住のプロサウナーでたくさんのサウナをプロデュースしている「ととのえ親方」が、「エレガントな渡会」じゃなく、“な”を削って「エレガント渡会」にしちゃいなよと、いってくださいました。サウナ王と、ととのえ親方のおふたりから命名された名前といっていいでしょう。 サウナシュランが主宰する「サウナーオブザイヤー2018」を受賞されてますね サウナで汗をかくだけに留まらず、サウナのために汗をかき、啓蒙活動に貢献した11人のなかの1人として表彰されました。同時に全国にある約5,000のサウナ施設の上位11位までを発表する「サウナシュラン2018」に、ニコーリフレも選ばれました。11月11日がサウナの記念日「ととのえの日」で、11という数字がキーワードになっているんです。 そして、一気に全国にその名を轟かせることになったドラマ出演がありましたね そうですね、ドラマ「サ道」に出演させていただいたのは、2019年です。突然TV局からオファーがあったのを今でも覚えています。原作は漫画ですが、キャストモデルとしてではなく、実物としてシナリオを描いてもらいました。ロケは関東で行いました。貴重な経験となりました。 空前のサウナブームが巻き起こったのは、そのころですか サウナブームが始まったのは2018〜2019年ごろでしょうか。イベントで全国を飛びまわっていました。国内トップクラスの施設といっていい「かるまる池袋」にも呼ばれ、「1・2・サウナー!」しました(笑)。勢いはさらに加熱し、爆発的に飛躍する兆しがありましたね。そんななかでのコロナまん延です。客足はいったん遠のいてしまいました。宿泊がダメになったのが原因です。 コロナは業界を暗い谷底へと突き落とした? 必ずしもそうとはいえません。老朽化も重なり閉店を余儀なくされた施設もありますが、新しいスタイルの個室型サウナが増えたり、既存の施設はサウナストーブを入れ替えるなどリニューアルを図りました。ホテルはサウナを新設することにより、新たなニーズをつかみました。実はコロナ禍でもサウナだけの利用はゆるやかに伸びていたんです。 新しいサウナへの変革は必要ですか? 変化することはとても重要なポイントです。年々、ストーブの性能は向上し、さまざまな種類のサウナも出てきています。1番増えているのはオートロウリュと呼ばれるもので、人の手を使わず、自動で水を落とし、熱を徐々に上げながら、サウナーを楽しませます。品質はこれからもより高くなり、次のステージへと進んでいくでしょう。サウナブームがピークを迎えるのはまだまだこの先かもしれませんね。 最後に、サウナはお好きですか? 大好きです。プライベートでもよくサウナを利用しています。たまにサウナーから「あっ! ですよね」って顔バレすることがあるんですが、じっくりみられると場所が場所だけにとにかく気まずい(笑)、ゆっくりリラックスできないのがつらいところです(笑)。