頑張ろうススキノ!新型コロナウイルス対策最前線(PC版)

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頑張ろうススキノ! 新型コロナウイルス対策最前線 vol.1

一般社団法人すすきの観光協会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立つよう「新型コロナウイルス感染防止対策マニュアル」を今年5月初旬に発行。監修は札幌市経済観光局で、ススキノの飲食店約3,800店舗に無料で配布した。繁華街のために作成したこのマニュアルは、飲食店編、ビルオーナー編、経営支援編の3部構成。店内の換気、客同士の距離、マスクの着用、共用する物品の管理など飲食店には30項、ビルには8項のチェック項目がイラスト入りで分かりやすく記されている。日々変化する感染状況の中、1日でも早くこの街の日常を取り戻すため、マニュアルを基本に多くの飲食店が感染拡大防止の取り組みを行っている。

▲新型コロナウイルス感染防止対策マニュアル

 

同協会では「第2回すすきの地区感染防止対策助成金」の申請を9/30(水)まで受け付けている。ススキノの飲食店で「新型コロナウイルス感染防止対策マニュアル」を実践している1事業者につき25万円を交付する。申請に関する問い合わせは、飲食店の感染防止対策の確認を行う株式会社ピーアールセンター「すすきの地区感染防止対策助成金」受付係(Tel.011-205-7000)まで。また、北海道医療大学の協力により12月下旬までススキノで働く飲食店従事者に無料の抗体検査を行っている。 そして、感染防止対策を実施している飲食店とともに、少しでもススキノに人を呼び込もうと札幌市の補助金を活用したイベントを2つ行う。10/12(月)〜25(日)までの「すすきの結び酒」と11/24(火)〜1/23(土)までの「すすきのプレミアムチケット」だ。両イベントともお得な料金でススキノを楽しめる内容となっている。詳しくはホームページを。

2/28(金)に北海道独自の緊急事態宣言が発出され、4/12(日)に北海道・札幌市緊急共同宣言、そして4/16(木)全国に緊急事態宣言が発出され、5/25(月)に解除された。北海道は、全国で一番先に新型コロナウイルス感染拡大防止のための休業自粛を行なった。観光業界や飲食店は大打撃を真っ先に受け、今現在も厳しい状況が続いている。営業は再開したもののインバウンドは皆無、国内観光客もほとんどいない。不要不急の街として地元民の足も遠のいたまま。風評もあり一般企業からススキノNGのお達しがでているのが現状だ。「安心してススキノに来て楽しんでもらいたい」が、飲食店の切実な思いだ。感染リスクを0%にすることはできないが、現時点での知見を持って感染を大幅に少なくすることはできる。ススキノで楽しんでくれる大切な客と、働く自分たち自身のために感染対策を全力で行っている店舗を紹介していく。今回は、北海道が新型コロナウイルス感染防止対策として行う「新北海道スタイルアクション」のモデルビルに選ばれたニュー北星ビルの4Fにある「ステーキ&ワイン いしざき」の石崎店主に感染防止対策について尋ねてみた。

 

緊急事態宣言後、北海道から休業要請、要請に応じた飲食店には北海道と札幌市から合計30万円が支給された。休業補償前後で街の様子はどう変わったのか。ススキノの駅前通りを毎回午後8時に定刻観察してみた 

▲定路観測第5回目開始地点(2020年5月7日撮影)

休業償補期間前
4/17(金)・4/24(金)

休業補償期間中
4/27(月)・4/30(木)・5/7(木)

休業補償期間後  6/5(金)
駅前通り狸小路を南に向かって鴨々川でUターンし、北に向かって狸小路へ

 
 

感染防止対策マニュアルを基本に
店独自の対策も行いスタッフの意識も日々変化

本誌現在どのような感染対策を行われていますか?
店主スタッフには毎日出勤時の検温、うがい、手洗を徹底し、体調管理表もつけています。ホールスタッフは食器の上げ下げ後は必ず手の消毒。調理スタッフは全員頭髪ネットをかぶります。また、携帯ボトルに入れた消毒液も渡し、店外でもこまめに衛生管理を行わせています。

本誌現在の感染対策を行うようになったのはいつ頃からですか?
店主テーブルやイスのアルコール消毒は2月から始めました。スタッフやお客様への検温は5月からです。ちなみに体温が37度以上の方はまだいらしたことがありませんね。だからお客様を帰したことはありません。

本誌スタッフやお客さんの反応はどうでしたか?
店主私自身が神経質なところがあるので、最初スタッフはそこまで必要かと思っていたはずです。でもお客様の安全や店の安心感に繋がるものだと理解してくれ、積極的に感染防止対策に取り組んでくれるようになりました。お客様も検温や手の消毒を嫌がる方はいませんね。

本誌感染対策で特に気をつけている点は何ですか?

店主特にという訳ではありませんが、ソーシャルディスタンスを守るため、通常の半分の席しか使用していません。料理をシェアする時は必ずスタッフが行いますし、ドリンクの回し飲みは遠慮していただいています。お客様同士の感染リスクも考えての対策です。また、ナプキンやコースターは使い捨てのものに替え、マスク入れも用意しました。おしぼりも袋から開封せずにお出ししています。鉄板焼きの店ですので、すべての個室に換気扇があり常に新鮮な空気を保てていますが、総額150万円をかけてカウンター、イス、天井、壁、床など店内のほぼすべてに光触媒反応により抗菌、抗ウイルス、防汚、防臭などの効果を発揮するイオニアミストプロの施工もしました。

本誌札幌では1月下旬に初の感染者が確認されましたが、その後売上はどのように変化したでしょうか?
店主1月は影響ありませんでしたが、2月から売上が激減しました。緊急事態宣言があり4月中旬から5月のGW明けまでは通常営業を諦め、テイクアウトのみの営業にしました。その後も1週間は15:00〜20:00までの時短営業、6月末までは22:00までの営業としました。その結果5月と6月が今までで1番悪い売上となりました。昨年対比で20%たらずの売上でしたよ。

本誌読者に何かメッセージはありませんか?
店主どんな飲食店でも感染リスクはあります。しかし、私たちは可能な限りの感染防止対策を行っております。働いている私達自身も感染したくありませんので、本当に気を遣っています。ススキノの多くの店舗が感染防止対策を積極的に行っていることをご理解いただきたいです。

▲店の感染防止対策について気兼ねなく答えてくれる石崎店主

▲北海道が実施している「新北海道スタイル」や「北海道コロナ通知システム」はもちろん、すすきの観光協会認定の「新型コロナウイルス感染防止対策マニュアル」を実践する店でもある

▲エントランス、ウエイティングルーム、客席には次亜塩素酸水の噴霧器が合計9台設置されている。全個室に換気扇があるので換気も常に良好な状態を保っている


 
店名 ステーキ&ワイン いしざき
住所 中央区南4西3 ニュー北星ビル4F
TEL

011-222-0298

営業時間 17:00~23:00(LO22:30)
定休日 日曜日休
 
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